こんにちは⭐️
4月8日の花まつりをご存知でしょうか?
私は実家から一番近い幼稚園だったという理由で、お寺の運営する幼稚園へ通っていたため、割と身近な存在であります。
とはいえ、特に進行している宗教はないのですけどね、、、😅
今回は、私が幼稚園の時には何をしていたかなどを交えながら、少しご紹介したいと思います⭐️
花まつりとは?
花まつりとは通称で、別名は「灌仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」「降誕会(こうたんえ)」などともいいます。
この日は、お釈迦様(ブッタ)のお誕生日(紀元前5世紀頃び4月8日)なのです。
そのため、このお釈迦さまのお誕生日をお祝いするために、宗派には関係なく行われる祭りだそうです。
沢山の花で飾った花御堂(はなみどう)を作ってお釈迦さまの誕生をお祝いするために、花まつりと呼ばれるようになったとか、花畑で生まれたことにちなんでとか、花まつりと日本語訳をされてそう呼ばれるようになったとか、、、諸説あります。
お釈迦さまは生まれたときは、「ゴータマ・シッダールタ」(サンスクリット語)という名前がつけられました。これは聞いたことのある人ももしかしたらいるかもしれませんね!
お釈迦さまの誕生はちょっと面白い
お釈迦さまは、現在の地理でいう「ネパール」のルンビニにある花園で生まれたと言われています。
ルンビニは、ネパールの南部にある小さな村をで、仏教の四大聖地として広く知られています。(ネパールというとヒマラヤ山脈、エベレストが有名ですね。)
お釈迦様のお母さんである摩耶夫人(マーヤー)は出産前の里帰りの途中(と言われている)
そのルンビニのお花畑で休憩してお花を摘もうとそっと手を伸ばしたその時
お母さんの脇の下からポロッと生まれたと、和尚さんから教えられました。
そして、生まれたばかりのお釈迦さまは
すぐに7歩歩き、右手で空を、左手で大地を指して
「天上天下唯我独尊」
と言葉を発した、と言われています。
流石だ、、、さすがお釈迦さまは一般ピープルとは違いますね笑
これは、お寺界隈では有名な話らしいのですが、宗派や国によっては多少違うかもしれないですね。
花まつりは何をするの?
私がいた幼稚園では、代表で選ばれ正装をした園児数名が
小さなお釈迦さまを手に持って本堂に納め
お経をみんなで唱えたあと、和尚さん(園長)の話を聞いて、みんなで並んで
小さな金色のお釈迦さまに、甘茶をかける。
このように記憶しています。
また、私の実家の地域にあるお寺が合同で
「花まつりスタンプラリー」
なる催しを行なっていました。
どこから始めても良いのですが、5〜6個程度あるお寺を回って(全て回っても4km程度でしょうか)
お釈迦さまに甘茶をかけてお参りをしたり、甘茶をいただいたあと、スタンプがもらえます。
それを全て集めてゴールのお寺へ持っていくと、ささやかではありますが
ボールペンなどのいくつかの記念品の入った袋をもらえるのです。
本当は歩いていく方が良いと言われていますが、子供たちは皆自転車で回っていました笑
車じゃないだけ良いか笑
なぜ甘茶をかけるのか?
実は、お釈迦様がお母さんの脇の下から生まれた時、九頭の龍が現れて
頭から香水とか香湯(甘露の雨)とか呼ばれるものを注いだといわれています。
奈良時代にはすでに甘茶をかけていたという記録が残っているとも言われているようですが、当時は香水と呼ばれる水をかけていたそうです。なんか良い匂いでもするお水でしょうか?
それが江戸時代になると、現在も行われている甘茶をかけるようになったと言われています。
花まつりは、私が子供の頃に参加していたスタンプラリーの件でもわかるとおり
子供向けにも開催される行事です。
甘茶には抗酸化作用、免疫調整作用などもあると言われているので、花祭りに甘茶をいただくと無病息災で過ごせるともいわれています。
また、甘茶は、カフェインやタンニンを含んでいないので、子どもや妊婦さんでも飲むことができ、砂糖よりも1000倍甘いと言われていて、昔は甘味料の代わりに用いられていたとかいう理由からも、用いられるようになったのかもしれませんね。
アンチエイジングや鎮静作用、抗菌作用など、花粉症やアレルギーなどの軽減も期待できるそうです!
おわりに
今年は終わってしまってからブログを書いてしまったのですが、お近くの寺院で花まつりの開催があれば、お花見がてらふらっと行ってみてはいかがでしょうか⭐️