円安ではありますが、これから伸びるであろう、また大好きなドバイにいつでも来れるように不動産を買うことにした我が家。
しかし、お金がたくさんあるわけではないので、眺めの良いマンションを買おうと思いました。
その時の話を少し書きます。
ドバイ(UAE)はお取り物件が多い
ドバイをはじめUAEでは、投資物件も多く売られています。
法整備も近隣国や他の新興国よりもきちんとされているものの、お取り物件は多い印象です。
相場より安い価格で出ている物件は、以前出された物件がそのまま残されている可能性もあります。
問い合わせると「SOLD OUT」とメッセージが来る確率は8割でした。
意外と低いでしょうか笑
大抵は「その物件は売れてしまったのですが、似たような物件でオススメなのがありますよ!」
というメッセージと、物件の詳細が送られてきます笑
夜の方がみんな元気
問い合わせを午前中にしても、日が暮れてからの方が連絡が取りやすい人も多い印象です。
それもそのはずで、ドバイの夏は昼間は暑くて外に出られません。それなので、夜になるとみんな外に出てくるのです。
それなので、大体のモールは、0時や午前1時まで営業しています。
内見の予約を取ろうと思っても「そちらに合わせますよ」なんて言おうものなら
「じゃあ、夜9時からにしましょう」
なんて返事が来てびっくりしたことも。
はっきりと「朝の11時からお願いします」のように伝えることがオススメです。
予約金を支払ってしまった
ある物件を見た勢いで、間違って予約金を送金してしまったのですが
少し割り高な気がしてキャンセルをしようと試みました。
「book金」として、支払いではなくその物件を押さえておくためのお金を預けた(手付金の一部にする予定)のですが
このお金は10日間取っておくためのお金で、もし購入しなかった場合は返しますよと言っていたので支払いました。
しかし実際に次の日になって「やっぱりキャンセルを、、、」というと
「これは返金不可です」
と言われてしまいました。
一日かけてWhatsAppで(海外の人はLINEの代わりにこれをよく使います)説得したのですがダメでした。
最終手段を使う時が来た
UAEは9割が外国人で成り立っている国です。UAE国籍保持者は1割ちょっとしかいません。
そのため、UAEでは外国人が安心して暮らせるように、法律を整備したり犯罪を厳しく取り締まったりしています。
もちろん、不動産詐欺なんて疑いがかかったら会社もビザも全て失うかもしれないのです。
本当はこれは言わずに返してもらえるとよかったのですが、、、、
「もし返金してもらえない場合は、ドバイ政府に相談しなければいけないと思っています。」
という羽目になりました。
しかし、このメッセージを送った後すぐに
「返金は可能です。取りに来ますか?振り込みましょうか?」
というメッセージが来ました。なんなら、メッセージを無視されていたのですが
これが効いたようです。
相手は国のことを何も知らないと思ってタカを括っていたのでしょう。
まとめ
不動産取引で、前と言っていることが違う時や明らかに理不尽な時は、「政府に言うぞ」と言ってみると、もしかしたら効果があるかもしれません。
私の場合は、まだ契約書もサインもする前だったので、返金が可能でしたが、契約書にサインをしてしまったらまた話は別かもしれません。。