こんにちは⭐️
実は私、銃砲所持者だったんです。
今は旅行で家を空けることも多くなり、射撃や猟に打ち込める環境ではないので一旦返納していますが、散弾銃を最大で3丁自宅に所持していました笑
今回は、所持していると何ができるのか、免許についてなどをさらっと書きたいと思います⭐️
私が持っていた銃
私は12番と言われる口径(約18.5mm)の大きさの筒が上下に2つついた「上下二連」と呼ばれる銃を2丁に、12番の自動銃を所持していました。
それぞれトラップ銃(メイン)、スポーティング、狩猟で使い分けていました。メインのトラップ銃以外は、いらないからと人からもらったガッタガタのボロ銃でした。所持するのに、更新でお金がかかってしまうため更新のタイミングで手放したい人も結構いるのでタダでもらえたりもします。
自動銃は変え銃身もあったのですが、もっぱらスラッグ(平筒で一発弾)用として使っていました。これは猟で使っていたので上にスコープもつけていました。
ライフルについて
ライフルは、例外を除いて銃砲所持から10年間経つと所持するためのテストが受けられます。私はライフルに興味がなかったのでもちませんでしたが、狩猟するならライフルがあったほうが断然有利ですね。
とはいえ、1人で犬を使って猟をする人や、勢子(せこ)と呼ばれる、追い込み猟などで先陣きって獲物を追い出したりする人は、もっぱら散弾銃だったので、好き好きだろうとは思います。
北海道ではライフルの方が大物を狙える気はしましたが、私は90KGのエゾシカの雌を上記の自動銃で取れているので、本当に好き好きかなと思います。
所持していると何ができるのか
所持していると、クレー射撃や静的射撃、狩猟で鉄砲を使うことができます。
所持前には鉄砲に触ることもできないので、初めて触るのが実技テスト(99.99999999%受かる)の時です。
所持していると、都民や県民の大会にも出たり国体の選手になることもできます。
免許取得の流れについて
鉄砲を利用したい場合は私のとった時の場合は(細かいことは端折っています)
①警察署の保安係に行って「銃砲所持許可を新規取得したい」と、申請をする
②ペーパーテストを受ける
③公安の身辺調査が入る
④実技試験
⑤許可がおりる
⑥鉄砲とロッカーを買いに行く(銃と弾は別保管が基本なので、規定ロッカー2つ必須)⑦警察が家を見にきてロッカーがあるか確認
⑧銃と弾を買える
こんなかんじです
早い人でも、初めての申請から大体3ヶ月はかかります。
大体こんな感じですが、精神疾患でないかや身分証の証明など割と多くの書類を集めるのが大変でした。
銃砲所持許可なので免許ではない
一度取れば永年持てたり、車を所持していなくても更新できる自動車の運転免許と違い、鉄砲を所持するための許可なので、資格コレクターには向かない物です。
年に一度春の銃砲一斉検査が警察で行われ、そこで銃の使用状況を確認されます。何年も不使用だと免許を剥奪される可能性があるので、使わない人からは惜しげもなく免許をとりあげていきます。
銃砲所持許可だけでは狩猟はできない
狩猟はまた別の免許が必要で、これは使用実績はそこまで関係なく、夏頃にある更新の時期に講習会に申し込めば大体更新ができます。
狩猟期間の前に行うため、期間が限定されていて、申し込みそびれると取り直しになり、その年は狩猟ができなくなる可能性もあります。
また、銃砲の猟のほかわな猟もあり、わなもやりたい人はそれぞれの免許が必要です。
ただし、狩猟をするためには、毎年「どの地域で狩猟をするか」の申請を猟期前に各都道府県へ申し込みます。(有害鳥獣駆除の人は別ですが、簡単にはなれませんし実績が必要です)
各県一万五千円程度と別に保険にも強制加入のため、例えば東京でのみ狩猟の申請をしたとしても4万円弱のお金がかかります。
終わりに
ちょっと複雑ではありますが、取ってしまえば慣れるので、興味がある方は銃砲店へ行くと詳しく教えてくれると思います。
私はかなりハマって一番良い時で9割射手でした笑
1ラウンド25枚中、平均で23〜24(満射はなかった笑)で、大会で100点中92が最高でした笑
なかなか楽しいスポーツでおすすめです⭐️