前回は海外で胃腸炎にかかった話①(フィリピン)でフィリピンでの胃腸炎の話をしました。
今回もどのように直したか、どのような症状が出たかや
私の経験からの対処法や予防法などをお話しします。
ジョージアでは、フィリピンの前例があったため2~3日で治るだろうと高を括っていたことも凶と出ました、、、そんな反省も含めてシェアしようと思います。
フィリピンよりもジョージアの方がつらく、もう一生このままトイレで過ごすのかと思ったほどでした(笑)
ジョージアで胃腸炎にかかったときの話
-
気温:25度程度
-
症状:下痢(水様便)・胃痛(激痛)
-
期間:10日程度
-
原因:不明だがおそらく鶏肉か卵
-
滞在:約2年
30分に一度程度トイレに駆け込みました。幸いにも下痢と胃痛以外の、熱や他の症状がなかったため胃薬で何とか頑張りました、、、最後には抗生物質にも頼りました、、、( ;∀;)
考えられる原因
・鶏肉に火が通っていなかった
・卵の殻に菌が付着していた
私はジョージアに約2年間在住していたのですが、風邪もそんなにひかず過ごしたのに、もう引っ越しだという時にこの胃腸炎にかかってしまいました。
色々と調べてみるとどうやら「サルモネラ菌」が近いのではないかと思いました。
というのも直前に口にしたもので心当たりのあるものが、鶏肉か卵しかなかったからです、、、
鶏肉は30分ほどフライパンで焼いていたし、中もきちんと焼けていました。卵も生では食べておらず、ゆでたものでした。しかし、半熟だったためもしかしたら菌が死ぬ温度ではなかったのかもしれません。
ジョージアでは食中毒にかかる人はあまり聞かなかった
・食品管理はかなりずぼら
・海外旅行保険は殆どの人がかけていない
ジョージアでは、東南アジアで聞くようなお腹の病気にかかる人をあまり聞きませんでした。
しかし、食品衛生管理はちゃんとしていたかといえば、かなりずぼらな印象で、特に卵や乳製品は買った日に開けても腐っていることもしばしばありました。
ただし、腐っていれば見てわかるか臭いでわかるため、回避できていました。
そんな自信もよくなかったのだと思います。
抗生物質を持参していた
・クラビット
・クラリス
・整腸剤(ラックビー)
・ブスコパン(腹痛)
・胃薬
私がジョージアへ行った理由は夫の仕事の都合だったため、長期間行くことが決まっていました。そのため、いつものお医者さんに薬を出してもらい、一通りの風邪薬や抗生物質を持っていきました。
胃痛が激しかったため、胃腸薬を飲んだのですが、徐々におなかも緩くなってきたので整腸剤を飲みました。ブスコパンも飲んだのですが全くダメでした。
何かにあたったのだろう、でもそれ以外は大丈夫だし菌を出し切れば平気だろうと思っていたら、1週間経ったあとも全く症状が改善せず焦って色々調べました。
すると食中毒が濃厚ではないかという自己判断に至ったのですが
ジョージアの病院は大使館も薦めていないため、行かずに自己判断で治しました。
菌ということなら「クラリス」よりも「クラビット」だろうということで、今回も藁にもすがる思いで飲んだところ
3日後にはもうかなり状態がよくなり、5日経った頃にはすっかり元気になっていました。
食中毒には抗生物質は効かないという意見もあるので、菌を出し切ったのか薬が効いたのかはわかりません。
しかし、治ったので良かったです。
※抗生物質は医者からの処方で摂取してください。素人判断はいけません。
予防するには?
海外では日本のように食品管理がきちんとしていない国もあります。
特に、ジョージアは、農薬や添加物を使っていないため、新鮮であれば身体に害のあるものの入っていないものを食べられますが
その分、痛みも速く腐っていても明らかに変色していない場合は日数が経っても売っていることもあるのです。
海外では日本と同じ感覚ではなく、「もしかしたら」と思って生活することも大事だと思います。
また、万が一かかってしまった時のために、自分が風邪の時によく使う薬を用意して、更にかかりつけ医がいれば事情を説明して
海外でかかりやすい病気を想定した薬を処方してもらうのもオススメです。
おわりに
海外で病気になると、どこの病院へ行ってよいのかもわからず、具合の悪い中さらにストレスがかかります。
また、日本のようにすぐに診てもらえる保証はありません。
例えばオランダでは足の骨を折った程度では「予約は取れても三か月後です」と言われたり、風邪や胃腸炎、食中毒程度では診てもらえないとも聞きます。
自分がかかりやすいものがあれば、その薬を、また、国によってかかりやすい病気もあるので、それに効く薬を持って海外に行くことをオススメします。